前々回は、“がんの病院選びの5つコツ”、前回は“あなたの名医”の見つけ方、ということで、主に大きな病気にかかった時の病院や主治医の探し方について書きました。 とはいえ、日々の生活の中で健康面の不具合が出てきたときは、アクセスの良さから考えても、大きな病院ではなく開業医(クリニック)への受診をまず考える人が多いでしょう。 開業医も本当に“ピンキリ”で、名医もいれば“ヤブ”レベルの医師もいます。患者の立場からすると、開業医こそ選択の余地が大きいのですから、しっかり考えたいところ。 ということで、今回は、「開業医の見分け方」について、考えていきましょう。 診療科のてんこ盛りに気をつけろ街中で、「内科・外科・アレルギー科・皮膚科」みたいな看板を見たことありませんか? このような診療科の掲げ方をして一人の医師が診ている場合、色んな科の病気を診ることができる良医と思われるかもしれません。 しかしながら