日本でもなじみの深い紅茶の産地、インドのダージリンで茶園労働者のストライキが長期化し、紅茶産業を直撃している。ダージリンは飲めなくなる? 「6~9月には毎年約50トンの収穫があるのに、今年はほぼゼロ。生産再開はほぼあきらめています」。ダージリンで茶園を経営し、日本や米国などにも輸出しているリシ・サリアさん(40)は嘆く。この時期は、「セカンドフラッシュ」と呼ばれ、高価で売れる夏摘みの茶葉の収穫期。「タイミングが悪すぎた」という。 インド東部、ヒマラヤ山麓(さんろく)のダージリン地方で大規模なストライキが始まったのは6月。発端は、地元政府と住民の対立だ。 ダージリンのある西ベンガル…
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