靴専門店「ABC-MART」を全国展開する、靴小売り国内最大手のエービーシー・マート。2000年の上場以来、2020年2月期まで19期連続で増収、16期連続で営業増益を達成してきた優良企業だが、新型コロナウイルスの感染拡大と東京五輪延期の「ダブルショック」にさらされている。 【写真】エービーシー・マートの業績を牽引する靴とは? 「2021年2月期業績予想の公表延期に関するお知らせ」――。国内で新型コロナの感染拡大が深刻さを増し始めていた3月16日。エービーシー・マートは、4月8日の2020年2月期決算発表に先行して新年度の業績予想を「未定」とする旨を公表した。 新型コロナが業績に与える影響については未確定要素が多く、適正かつ合理的な予想の算出が困難であることを理由に挙げた。小売業界では4月以降、2020年度の業績予想を非開示とする企業が相次いでいるが、他社に先駆けての発表となった。 ■五輪
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