レギュラーガソリンの小売価格が11週ぶりに値下がりし、全国平均で1リットルあたり168.9円となりました。一方で、値下がり幅は0.1円で、依然として2014年以来の高値水準が続いています。 経済の回復に向けて動き出そうとしている各地で広がる影響や寄せられた不安の声、それに経済産業省や農林水産省が打ち出した対策についてまとめました。 国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、15日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットルあたり168.9円と先週より0.1円値下がりしました。 レギュラーガソリンの小売価格が値下がりに転じるのは11週ぶりです。 これは世界的な経済活動の再開に伴って原油の先物価格が高止まりする中、市場の予想を上回る量の原油の在庫がアメリカで積み上がっていることがわかり、先物価格がわずかに下落したことが要因です。