長崎県佐世保市の動植物園では、寒さが苦手なミーアキャットが鍋の中に入って暖まる姿が見られ、訪れる人を楽しませています。 ミーアキャットは、アフリカ大陸のサバンナなどに生息する、体長が30センチほどの動物で、日光浴や見張りをするために2本の足で背伸びをするように立つ姿が特徴です。 長崎県佐世保市の動植物園「森きらら」では、寒い気候が苦手なミーアキャットが冬を快適に過ごせるように、毎年飼育場の一角にヒーターで暖めた土鍋、通称「ミーアキャット鍋」を用意しています。 日光が当たらなくなる午後3時ごろになると、屋外で飼育されている3匹が順番に鍋の中に入って毛繕いをしたり、立ち上がったりしたほか、2匹が一緒に鍋に入る姿も見られました。 飼育を担当する吉田幸さんは「寒くなると鍋の中に入る様子が見られるので、『ミーアキャット鍋』の写真を撮ったり、季節を感じたりして楽しんでほしいです」と話していました。 こ