2015年6月17日のブックマーク (1件)

  • 「黒い粉」は、プルトニウムではなくウラン

    今年2月に、福島県南相馬市内で話題になった強力な放射能を放つ「黒い粉」だが、この5月に、週刊誌が、この「黒い粉」が東京都内の至るところに存在していると報じています。記事では、この「黒い粉」から放たれる放射線線量毎時2μSvを超え、東京都の平均的な空間線量(地上1m)の約20倍で、1kgあたり108万ベクレルという強力な放射線だそうです。 自然界での放射線は、中性子やその他の粒子などの衝撃なしで核分裂して放射線を放つ物質である、プルトニウム240、プルトニウム239、ウラン238、ウラン235です。この中で、プルトニウムは、ウラン235の核反応によって生じる物質です(天然ウランの中にも微量ですがプルトニウムも含まれていますが) この「黒い粉」を、福島原発事故とを結びつけると、放射線を放つ物質はプルトニウムとなりますが、プルトニウムは金属では銀色で、酸化すると色がかわりますが、黒い色には変化し

    「黒い粉」は、プルトニウムではなくウラン