家族向けイベントの企画運営を手掛けるママカラ(東京都渋谷区)は明治と共同で「0歳児パパの育児意識や育児参加状況」に関する調査を発表した。調査から、半数以上が育児休暇を取得していないことが分かった。6月3日に改正育児・介護休業法が成立し、男性が産休・育休を取得しやすくなる施策が導入されたが、実際の取得に至るには、まだ時間がかかるのかもしれない。 育休取得の有無とその期間について尋ねたところ、育休を取得していたのは40.3%だった。半数以上が育休を取得しておらず、取得組でも「2週間未満」が最多となった。育休を取得しなかった理由(複数回答)としては、「取得しづらい雰囲気がある」(39.2%)が最も多く、次いで、「職場の人員が不足していた」(34.4%)、「所得を下げたくない」(34.4%)が上位を占めた。「会社に制度が整備されていない」という声も多い。