セシウム牛 農家の責任と全頭検査の弊害
これまでの検査数は、厚労省のまとめで、畜産物や農産物、水産物など含めて7824件（7月24日現在）。検査機関がフル稼働してこの数字です。一方、肉用牛の飼育頭数は福島県だけで約8万頭に上ります。もし稲わらのような“ミス”、役人が気付かず一部の生産者がうっかりやってしまう過ちが、牛肉だけでなくほかの農産物や水産物でもあるとしたら？ 前述したように、その可能性を否定できるわけではありません。それをモニタリング検査で拾い上げるには、牛肉の検査だけに血道をあげている訳にはいかないのです。もうしばらくすると、コメの収穫時期となり、かなりの数のサンプリング検査が必要となることも忘れてはいけません。また、放射性セシウムに高濃度に汚染された腐葉土が見つかり、家畜糞尿から作られる堆肥の汚染も懸念されています。こうしたものの検査もしなければなりません。 「全頭検査」というのは消費者には分かりやすく歓迎されるでし
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
1月19日 朝日新聞 食品セシウム検査報道 それぞれの見解 - Togetter
