前回が2008年ごろにウヤムヤになった事故調ですが、またぞろ亡霊の様に活動を始めています。常識的には前回の挫折を教訓として今回に活かす方針になりそうなものですが、そうはならないのが毎度の厚労省と言うところです。 3/30付ロハス・メディカル「院内事故調査報告書の取り扱い」 ここに 厚生労働省医政局が3月29日に開催した「第2回医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会」での議論。 これが綿密に取材され記事になっています。この第2回ですが、大袈裟に言えば事故調の性格づけ、基本方針を巡る議論として良さそうです。つまり事故調とはどんなものあるかの骨格を決めるものです。これが決まった上で枝葉の肉付けが行われるとすれば良いでしょうか。でもって恒例の事務局案(厚労省案)が「別紙2つづき」として提示されています。これを引用します。 警察・検察ではなく、院内事故調査委員会において、自律的に原因究