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終末期医療と緩和ケアに関するinakashogeのブックマーク (3)

  • ガイドラインに書けなかったこと その1 がん患者の便秘 - Dr. Takuya の 心の映像 (image)

    某所に書いた腹部膨満感についての原稿を、3つに分けてお知らせします。いつも書きますが、こうして検索可能で無料の状態で保管しないと、結局僕の小さな頭で考えたことも、誰の役にも立たなくなってしまいます。僕の原稿は人の受け売りです。つまり多くの人達の意志の集合です。僕の名前や、原稿を読んで欲しいから広めたり、オープンアクセスにするのではありません。僕自身からの誰かに対するメッセージと贈与で、また過去の研究者への敬意なんです。 2011年に緩和医療学会から「がん患者の消化器症状に緩和に関するガイドライン」を多くの信頼できる同僚とまとめました。過去の研究の知見から、提言できることをまとめましたが、経験と私見からの内容は当然エビデンスベースドのガイドラインなので省略しました。でも実際は経験から考えていることの方が、ずっと役に立つ時もあります。また2010年以降の研究の成果もある程度まとまり、その内容も

    ガイドラインに書けなかったこと その1 がん患者の便秘 - Dr. Takuya の 心の映像 (image)
  • ガイドラインに書けなかったこと その2 がん患者の腹水 - Dr. Takuya の 心の映像 (image)

    腹水 ・がん患者の腹水 最新の知見 腹部膨満感の原因となる腹水には主に、がん性腹膜炎に合併する腹水と、肝硬変に合併する腹水の2つがある。がん性腹膜炎に合併する腹水は、腹部の理学所見(触診、波動の有無の確認)に加えて、必ず腹部超音波での確認が必要である(図1-3)。腹囲が増大していても、腹膜播種による腫瘤が、無数に腸間膜や腹膜に増殖している場合があるからである(図1)。このような状況の時には、腹水の量は少なく、腹水に対する対処を行っても、腹部膨満感はほとんど改善しない。また卵巣癌の患者に発生する腹部の巨大腫瘤内に漿液成分を認めることもある(図3)。このような腫瘤の内溶液をドレナージすることは、出血の合併症があること、腫瘍の容積を減少させない可能性もあることから実施しない。 腹水に対する対処としては、利尿薬、腹水穿刺、腹腔静脈シャント、腹水濾過濃縮再静注法がある[5]。現在までに、腹水の治療の

    ガイドラインに書けなかったこと その2 がん患者の腹水 - Dr. Takuya の 心の映像 (image)
  • ガイドラインに書けなかったこと その3 消化管閉塞 そして 食事 - Dr. Takuya の 心の映像 (image)

    緩和ケア医が,普段考えること、感動すること 心の映像を残してみます。 引用、改変、参照 全てご自由に。 Since December 24th, 2009 消化管閉塞 (ちなみにイラストは、緩和ケア研修やOPTIM studyの手伝いをした時に作成した、私の妹がフランスで描いたものです。このイラストを描くために毎晩Skypeで妹と打ち合わせて作成していました。リアルでもどこか安心できて、うそっぽくない。そんなイラストになるよう何度も何度も描き直しをしてもらいました。) ・ がん患者の消化管閉塞 最新の知見 消化管閉塞とはいわゆる、イレウス、腸閉塞のことで、がん、緩和ケア領域では悪性消化管閉塞 (malignant bowel obstruction) と称され臨床研究が数多く行われている[8]。悪性消化管閉塞が腹部膨満感を引き起こす原因としては、腸管内に腸液が大量に貯留している場合と、腫瘍

    ガイドラインに書けなかったこと その3 消化管閉塞 そして 食事 - Dr. Takuya の 心の映像 (image)
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