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近藤誠に関するinakashogeのブックマーク (2)

  • 「抗がん剤は効かない」か - 楽園はこちら側

    近藤誠氏の「抗がん剤は効かない」論は、雑誌掲載時から関心があったのですが、なかなか読めないままでいました。今回、文藝春秋社の単行を読みました。 書に対していわゆる「いってないこと」批判をするつもりはありません。「いってないこと」批判とは、情報量で優位に立つ(と信じている)サイドが「お前はこの点に言及していない」「お前はこの論文を無視している」と「いっていないこと」を取り上げて批判するというやり方です。このやり方のある程度の有効性は分かるのですが、あまり実りある議論になりませんし、がんの非専門家であるぼくがとるべき態度でもないですから(がん関係の論文は、圧倒的に近藤氏のほうが沢山読み込んでいますから)、書の内容「だけ」で議論したいと思います。 医学的な議論は「各論的に」行わなければなりません。だから、「抗がん剤が効かない」という命題も、各論的により明確な命題にしなければなりません。つま

  • 『近藤誠氏の文藝春秋記事「抗がん剤は効かない」への反論①』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 文藝春秋2011年1月号近藤誠氏の記事「抗がん剤は効かない」は衝撃的な記事でした。一般人、がん患者さんに抗がん剤治療への疑心暗鬼を生じさせる一方、癌治療医からみてこんなひどい記事があの文藝春秋に載るのかという驚きは並大抵ではありません。 かつて15年以上前に「がんと闘うな」といったを出版されていた時はそういう見方もあるのかと感心したこともあります。しかし今になっても現代がん治療の進歩を直視できない有名著者の世間一般への悪影響は無視できないので一がん治療医としての反論をさせてもらいます。 相手は有名で慶応大学医学部の講師、こちらは臨床腫瘍医の落ちこぼれに近い立場ですから業績的には全く太刀打ち

    『近藤誠氏の文藝春秋記事「抗がん剤は効かない」への反論①』
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