Emacsには元々diredと呼ばれるファイルブラウザが付属している。これは便利ではあるが、同じディレクトリにある複数のファイルを一気に編集したいといった場合、多少面倒な操作が必要だった。とは言え、エクスプローラやFinderなどからドロップするのはさらに面倒くさい。 Emacsにファイルブラウザをつける IDEなどであればツリー形式のフォルダブラウザが別途用意されており、そこからファイルを開けるようになっている。同じ仕組みをEmacsにつけるのがnavだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはEmacs nav、Emacsにファイルブラウザを付けるLispプログラムだ。 正直試すまではナンセンスだと思っていた。硬派なEmacsにそんなものは不要だと。しかし、これがやってみるととても便利だと言うことに気づいた。MacBookの場合、画面の横幅が広いので、多少スペースが使われても大して