先日、少女マンガの読み方のベースになるということで、ロマンチックラブイデオロギーを解体する力学で眺めるという記事を書いていたのですが(まだ掲載していません)、そこでポイントだったのが、少女マンガは恋愛と性愛までは描けるけれども、それ以降の結婚後や長期間の夫婦の関係性を射程に収めていないというのが、自分の不満の大きなポイントの一つだというのがありました。それの続きの発想ですが、飲み会でだらだら友人と話している時に、ハーレムものというか僕の言葉でいうとハーレムメイカーものというのは、結構、誠実(もしくは本当の意味で鬼畜)だよなって話になりました。というのは、僕がいっているハーレムものって、『とある魔術のインデックス』や『化物語』を考えてもらえると、なんでもそうなのですが、話を終わらせる力学を進ませないために、女の子が主人公に惚れてしまっても、それにこたえようとしないで宙ぶらりんな状況が続きます
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