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ブックマーク / japan.cnet.com (8)

  • オリンパスヨーロッパが「PEN Giant」で英断:個人・少人数制作アニメーション現代記 - 真狩祐志 - CNET Japan

    今週に入ってYouTubeで公開されたオリンパスヨーロッパの新CM「PEN Giant」がじわじわと話題になりつつある。 オリンパスヨーロッパと聞いて思い出す人は賢明な読者でもある。昨年同社が制作した「The PEN Story」が、竹内泰人さんの「オオカミはブタをべようと思った。(オオカミとブタ)」の手法そのものだった事で物議を醸したからだ。その件については昨年書いた通り。 そして今作の「PEN Giant」も手法は同じ。しかしオリンパスヨーロッパはやってくれた。いい意味で。何と竹内さんを自社に招いて共同で制作したのである。最高の善後策が提示された事が素晴らしい。 今年に入って竹内さんから先方のオファーを受けた事を聞いていた。現地が大雪で撮影が延期になったと思ったら、今度は例の火山の噴火で行けるんだろうか等と色々あったようでもある。ともあれ「PEN Giant」を見れば、どうして大雪で

  • 電子書籍の開放を阻むべきではない:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

    出版業界はいったい何をやろうとしているのか iPadの発売を目前に控えて空前の電子書籍騒動が巻き起こっている。iPadKindleなど海外の使いやすそうな電子書籍サービスがいよいよ日格参入してきそうな雲行きの中で、ここに来てにわかに「日産の電子書籍プラットフォームを作ろう!」などという声が出版業界や霞ヶ関あたりから聞こえてきている。 正直わたしの個人的な感想としては「ちゃんちゃら、おかしい」だ。 私は明日15日発売の『電子書籍の衝撃』(ディスカヴァー21)というにも書いたが、日の出版業界の電子書籍へのとりくみは1999年以降、ほとんど進んでいない。少なくとも読者の視野に入る場所では、なにひとつまともなことは行われていない。 99年に出版社や電機メーカー、取次などが参加して電子書籍コンソーシアムが立ち上げられて実証実験が行われ、そしてこのコンソーシアムが1年あまりで瓦解して以降

    電子書籍の開放を阻むべきではない:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
  • マスメディアの「マス」が消えるとき:夢幻∞大のドリーミングメディア - CNET Japan

    電子書籍の衝撃」を読む CNET Japanのαブロガーの佐々木俊尚氏が「電子書籍の衝撃」というを出した。発売は4月15日なので、まだ発売されていない。ところが、何と中身を読むことができるのだ。しかも110円で。4月7日から14日までディスカヴァーデジタルブックストアで、PC用とiPhone用にビューワーをダウンロードして使うことができる。(なお15日より1000円)解説にこうある。 キンドルに続き、アップルiPad 登場。それは、の世界の何を変えるのか? 電子書籍先進国アメリカの現況から、日の現在の出版流通の課題まで、気鋭のジャーナリストが今を斬り、未来を描く。 が電子化される世界。 それは、私たちの「を読む」「を買う」「を書く」という行為に、どのような影響をもたらし、どのような新しい世界を作り出すのか?(電子書籍の衝撃 はいかに崩壊し、いかに復活するか?) このサイト

  • 「いまのニコニコ動画には不満」--ひろゆき氏が語る3年目のジレンマ

    ニコニコ動画が始まって、12月で丸3年が経過しようとしている。 会員数は10月末時点で1461万人、うち有料会員数は55万人となり、1日の平均ページビューは6070万PV、1日平均訪問回数は229万人、1訪問あたりの平均滞在時間は37.2分と、依然として順調な成長を続けている。 ただし、回線費用やサーバコスト、ニコニコ生放送の番組制作費用などが重荷となり、赤字の状態が続いている。また、初音ミクなどのブームが生まれた一方で、動画のジャンルが偏ってしまい、結果としてユーザーの広がりが限られるという課題も抱える。 そこで10月29日にサイトをリニューアルし、名称を「ニコニコ動画(9)」にするとともにいくつかの機能を追加し、改善を図ろうと試みている。 しかし運営元のニワンゴ取締役で、元2ちゃんねる管理人「ひろゆき」として知られる西村博之氏は、いまのニコニコ動画に対して「いろいろ不満がある」と話す。

    「いまのニコニコ動画には不満」--ひろゆき氏が語る3年目のジレンマ
  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第5回--絵文字と日本マンガの親密な関係

    絵文字の収録をめぐって、国際規格で大論争--「Google提案」を振り返る 皆さんこんにちは、面白くてタメになる(?)文字コード漫談の時間がやってまいりました。2月からとびとびで書いてきた絵文字の報告も、いよいよ今回が最終回。どうかよろしくお付き合いください。 さて、前回はどこまでお話ししたのでしたっけ。日絵文字をUnicodeに収録しようとするGoogleAppleによる提案(以下、主導者の名をとりGoogle提案と略)ですが、去年の12月にパブリックレビューが開始されると、Unicode-MLで時ならぬ非難の嵐が吹き荒れたこと。そこでの反発を一言で言い表すなら、日文化に強く依存する絵文字を単純に国際規格に収録しようとした点にあったこと。 なぜなら国際規格の審議は参加各国の総意で成り立っており、特定の国しか便利に使えない文字を収録することは、当然強い反対をうけるからです。さらに

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第5回--絵文字と日本マンガの親密な関係
  • 「著作権は5年で十分」--欧州議会で議席獲得した海賊党、主張の根拠を語る(前編)

    16歳で起業した経験を持つソフトウェア開発者が、インターネット時代の知的所有権問題を考えるうちに政党を作ってしまった。「海賊党」(Pirate Party)という名の政党は、特許システムの廃止、著作権法の改正、ファイル共有の無料化を訴えて6月の欧州議会選挙に出馬したところ、1議席を獲得。ファイル共有問題に悩む欧州に大きなショックを与えた。 「世界を変えるために、自分に与えられたチャンスと強く感じた」――海賊党の設立者で党首を務めるRickard Falkvinge氏に、海賊党を結党した経緯や主張について話を聞いた。 ――先の欧州議会選挙で1議席を獲得しました。おめでとうございます。海賊党結成後、初めての議席獲得となりますね。まずは海賊党結成の理由を教えてください。 海賊党は2006年に結成しました。同じ年に行われたスウェーデンの選挙では、得票率0.63%で、議席獲得には至りませんでした。し

    「著作権は5年で十分」--欧州議会で議席獲得した海賊党、主張の根拠を語る(前編)
  • 作品の盗用と作者の詐称の問題:個人・少人数制作アニメーション現代記 - 真狩祐志 - CNET Japan

    今月に入って公開されたオリンパスヨーロッパ制作の「The PEN Story」が話題となっている。 PENStory さんのチャンネル http://www.youtube.com/user/PENStory ところが見てもらうと分かるように、これはここでも以前触れた竹内泰人さんの「オオカミはブタをべようと思った。」のアイデアそのままなのである。視聴者からは「竹内さんが作ったのか?」等といった質問が双方になされた。 結局オリンパスヨーロッパは竹内さんの作品を参考にした事を公にし、竹内さんはそれに関して咎めたりはしなかった。ストップモーションの技法自体は特に目新しい表現手段ではないにしても、ここまで似せているとさすがにどうなのかという疑問が沸いて当然だ。 この件により、200万再生に達しそうになりながら伸び悩んでいた家が200万再生を突破したのも皮肉である。 dokugyunyu さんの

    inava
    inava 2009/07/20
  • 週刊誌記者の取材に心が汚れた:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

    週刊誌記者の取材を受けた 大手週刊誌の電話取材を受けて、心が汚れたような気持ちになった。 元ライブドア社長の堀江貴文さんについての取材だった。私は5年ぶりぐらいに堀江さんに2時間ばかりのインタビューをして、その長大な一問一答が今月発売中の雑誌「サイゾー」に掲載されている。その記事を読んだ週刊誌の記者が私に電話をかけてきたのだった。 記者「サイゾーに書いてた以外で、もっとプライベートな話は聞いてないんですか。たとえばどんな遊びをしてるかとか、どんな事をしているかとか。サイゾーのインタビューのトップページは堀江さんが大口を開けてハンバーガーをべてる写真でしたね。やっぱりファストフードが好きなんですかね」 私「いや、ハンバーガーの写真はフォトグラファーの仕込みで、別に堀江さんがハンバーガーを好きということではないと思いますよ。あとプライベートなことは今回の取材の趣旨ではないので、とくだん聞い

    週刊誌記者の取材に心が汚れた:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
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