■ さらば青春のポケベル 1950年代に誕生し、日本でも1960年代からサービスが開始していたポケットベル。いよいよ2019年9月末で最後までサービスをしていた東京テレメッセージ(東京、神奈川、千葉、埼玉)が終了し、今後ポケットベルのアンテナを防災無線として利用していくそうです。 ↑ ポケベルのパンフレット(NTTドコモ) 最初は、ポケベルが鳴ったら公衆電話を探して会社に電話をかけ、そこから要件や連絡先を聞かなくてはなりませんでした。長らく1つの合図を送ることしかできなかったポケベルも、やがて数字が送れるようになり劇的に便利になりました。 ちょうどバブル崩壊の影響が出始めた時期に、直接的に影響を受けていない女子高生がポケベルで送れる数字を暗号として使うようになりました。「0840=オハヨー」といった具合で、暗号BOOKなどの本も出版されました。 ↑ ポケベルの暗号が掲載された書籍 今やAK