RでGLMMができる関数 RではGLMMを実行するためのプロシージャはいくつかあります。代表的なのは,glmmMLパッケージのglmmML関数と,lme4パッケージのglmer関数でしょうか。 glmmML関数は,ガウス-エルミート求積法による積分計算を行うので推定精度は高いようです。ただし,SASの時と同様に,変量効果は1種類しか指定できません。 一方,lme4パッケージのglmer関数は,ラプラス近似を用いますが,変量効果は複数推定することができます。 どちらがオススメか,というのは難しいところですが,変量効果が一つだけならglmmMLが,それ以上ならlme4がいいように思います。lme4はバージョンによっても結果が変わってきていて,現状の最新版のver 1.1-7はSASと一致する結果が得られましたが,ver 1.0-5では標準誤差がやや小さめに推定されていました。この辺りの不安定な