NTT東日本、東北ミサワホームは3月10日、地震が発生した際、その周辺地域に対して揺れが到達する前に警告する「緊急地震速報」の実験を実施すると発表した。緊急地震速報の活用を推進するリアルタイム地震情報利用協議会(REIC)とともに取り組む。 東北ミサワが仙台市内で分譲する戸建住宅に緊急地震速報を配信する。NTT東日本のブロードバンド・サービスを利用し、IPv6と呼ばれる通信手順でそれぞれの住宅に一斉同報する。端末はNTT東のIP電話用のテレビ電話端末を利用。地震発生時には、予測震度と地震の到達時間がテレビ画面に表示され、音声でも通知する。例えば、「20秒後に震度5弱の地震が来ます」といった警告アナウンスが流れる。 実験期間は3月10日から1年間。緊急地震速報が配信された際の住民の行動や、感想などを調査する。 緊急地震速報とは全国各地に置いた気象庁の専用地震計を利用して、地震が発生したことを
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