「ミステリと言う勿れ」はカレーをこよなく愛する天然パーマの大学生・久能整(くのうととのう)を主人公にした物語。ある日、整は身に覚えのない殺人事件の容疑で警察署に連れて行かれてしまう。そこで刑事たちから取り調べを受ける中、整は事件の裏に隠されたヒントや、刑事たちが抱えている悩みの存在に気付き……。その後もたびたびトラブルに巻き込まれる整だが、いつもマイペースに淡々と自身の見解を述べることで、謎も人の心も解きほぐしていく。同作は2016年に月刊flowers(小学館)で連載スタートし、単行本は8巻まで発売中。マンガ大賞2019では2位を受賞し、マンガ大賞2020でもトップ10入りを果たした。 整役の菅田は「原作を読んだ時、衝撃でした。とにかく話が面白い。会話劇。文化、価値観、哲学。人間、人間、人間。日々見落としがちな寂しさを優しくすくい取っていく彼の生き様に一瞬で魅了されました」とコメント。田