『ブラック・ウィドウ』を見てきた。久しぶりのMCU公開作で、またアベンジャーズでは古株なのに単立の映画がなかったブラック・ウィドウことナターシャ(スカーレット・ジョハンソン)がやっともらえた主演作である。さらにMCUで初めて女性(ケイト・ショートランド)がひとりで監督した映画でもある(『キャプテン・マーベル』は監督が二人いた)。 www.youtube.com 物語は90年代半ばのオハイオ州でナターシャとエレーナの小さな姉妹がメリーナ(レイチェル・ワイズ)とアレクセイ(デヴィッド・ハーバー)の娘として暮らしているところから始まる。どこにでもいるようなよくある仲睦まじい家族に見える…のだが、実はこの一家はロシアの工作員で、メリーナは科学者、アレクセイはロシアのスーパーソルジャーで、任務のために偽装結婚していた。一家はS.H.I.E.L.D.の追跡を振り切ってキューバに逃亡し、そこでナターシャ