いまどきのデザイン業界って知識も教養も基本デッサン力もなくて、 「コミュ力」で適当なことやって売れたらOKみたいなイメージある。 オリンピックのエンブレムとか、どうみても、墓標であり、落日であって、 昂揚感とか平和と繁栄とか飽くなき挑戦とか祝祭とかそんなイメージないよね。 佐野氏だけじゃなくて、 他の有名若手デザイナーの皆様の作品で立ち止まってにやにやする、みたいな そんな経験ってほとんどない。 文原聡の低燃費少女とか醜悪だったし、佐藤可士和のウイダーinゼリーなんかもやっつけ感 半端なかった。 ここ20年位の悲劇は、デザインを裏打ちする哲学や大きな流れが貧困になっていることで、 愚民から100円ずつ携帯で掠め取るとか他人の作ったコンテンツを劣化再編して アフィリエイト広告貼って楽して金儲けしたものが勝ちとか、そんな流れになっているなぁと思う。 安い仕事は下っ端にやらせてネットから切り貼り