2018年7月25日のブックマーク (1件)

  • 細田守は宮﨑駿の後継者でも高畑勲の後継者でもなく、庵野秀明の後継者である

    未来のミライのストーリーを聞いた時、「絶対2人目が産まれたんだろ」と思った。 そのとおりだった。 つまり彼のアニメはプライベートフィルムであり、アニメエッセイなんだ。 彼は今や自分の外の世界に対して何らテーマや興味を持っていないから、 自分の身に起きた出来事を通してでしかアニメを、いや作品を作れないんだよ。 これは、まさに20年前に庵野秀明がエヴァでやっていたことだ。 しかしテレビ時代の細田守というのは当にすごくて、 ただテレビは他の人が書いた物語の中での仕事ではあるんだけど、 それに対して細田守は自分の物語を確固として持っていて、時に元の物語から逸脱すらしていた。 彼のそのクールな情念はとても魅力的だったのだが、 ハウルの動く城の監督に抜擢され、宮﨑駿の王国たるジブリでズタボロにされて それまでの人間関係まで失ってしまって、彼は変わってしまった。 その後に手がけたワンピース映画では、

    細田守は宮﨑駿の後継者でも高畑勲の後継者でもなく、庵野秀明の後継者である
    indow
    indow 2018/07/25
    「自分の闇を自分で塞いでしまうような人間は、バケモノにはなれない」