【カブール杉尾直哉】アフガニスタンのカルザイ大統領は4日、インドの首都ニューデリーを訪問し、シン首相と会談した。両首脳は戦略的パートナーシップ締結の合意文書に署名した。先月のラバニ元大統領の暗殺事件を受け、パキスタンへの不信感を強めるカルザイ大統領は訪印に先立ち、反政府勢力タリバンとの和平交渉を見直し、パキスタン政府と交渉する考えを示している。インドとの関係強化で、パキスタンに圧力をかける姿勢を鮮明にした。 AP通信によると、アフガンが戦略的パートナーシップを締結するのはインドが初めて。協力分野は安全保障や経済、教育など多岐にわたり、インドによるアフガン軍・警察訓練強化も含まれているとされる。 アフガン駐留米軍などは14年末までにアフガンに治安権限を移譲する予定で、シン首相は会談後、「外国部隊が撤収した後も、インドはアフガンを支援する」と確約した。 タリバンとの和平交渉を担当していたラバニ
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