筆者はほぼ毎日マスコミや不動産関係者から寄せられる取材・ヒアリングの応対をしているが、先日、ふとしたことがきっかけで湾岸エリアでのマンションを購入について取材する立場の人間の好き嫌いが結構はっきりと分かれることに気付いた。 以来、取材者に“逆取材”することにしている。 ふとしたきっかけとは、 ①取材者が“五輪効果”で東京湾岸エリアのタワーマンションが供給過剰になり、実際にそんなに売れるのかと考えていてインタビューを試みるケース(かなり多い) ②都心に近くて安全性も担保されている最新のマンションが坪240万円程度で購入できる注目エリアだから取材者自身も購入を検討する前提でインタビューに来るケース(次いで多い) の2つに大別できることに気付いたことによる。 取材に来る人も人間だから、当然のごとく好き嫌いはあるだろうが、例えば都心のマンションの売れ行きや今後の動向、資産価値を重視する不動産の購入