オートポイエーシスとニクラス・ルーマンに関するinfoblogaのブックマーク (2)

  • オートポイエーシスの階層性と閉鎖性 : 情報学ブログ

    この記事では、オートポイエーシスの階層性と閉鎖性は矛盾しないという、基的だが、全くと言って良いほど誤解されている考え方について説明します。これは、社会システムの構造を理解する上で重要なのはもちろん、社会システムの構成素をコミュニケーションとする理由を始め、さまざまな問題とかかわる非常に重要な論点です。 ○目次 (1) 階層性と閉鎖性の問題 (2) マトゥラーナとヴァレラにおける作動と構成素 (3) コミュニケーション・システムにおける作動と構成素 (4) 社会システムの構成素はなぜコミュニケーションなのか ///// (1) 階層性と閉鎖性の問題 オートポイエーシスでは、一つ一つの作動が世界全体とかかわるような形で存在しているのであり、システムそのものも、物理的には世界全体を占めるものとしてとらえられます。そして、だからこそ、システムは常に閉じているのです。(*1) システムが閉じている

  • オートポイエーシスと時間 : 情報学ブログ

    この記事は、オートポイエーシスの基的な考え方について解説すると同時に、オートポイエーシスにおける時間概念について論じるものです。 大きく言うと、二つの読み方ができると思います。 一つは、オートポイエーシスについて全く知らない方が読む入門的な記事としてです。一般的な説明とは、説明の順番を大きく変えていて、分かりやすいものになっているのではないかと思います。 もう一つは、オートポイエーシスについての議論の整理としてです。特に、この記事は、オートポイエーシスにおける時間概念について整理するものであり、マトゥラーナ&ヴァレラやルーマンの議論と、河英夫氏の議論の関係についてもある程度分かるようになっています。また、最後の節では、システム論と情報学の関係について簡単に触れています。オートポイエーシスについて学んだけど「何となくしっくりこない」という方にも読んでいただけると幸いです。 ○目次 (1)

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