兵庫県西宮市の河野昌弘市長、副市長ら幹部と同市議2人の計9人が今月15日昼、友好都市提携を結ぶ中国・紹興市の訪問団と市内の飲食店で懇親会を開いた。そもそも、酒でつながった友好都市。紹興市側の希望もあって、西宮市側の参加者もビールや日本酒を飲んだが……。 西宮市などによると、紹興市の市長や幹部、企業幹部ら10人を、14日から1泊2日の日程で招待。懇親会は当初、食事と酒を予約していたが、「公務中に酒を飲むのはどうか」との指摘が市役所内であり、酒はキャンセルした。だが、紹興市側から「酒代は自分たちで払うから飲みたい」と言われ、「断るのは失礼かもしれない」と西宮市側がビールや日本酒を注文した。 出席者によると、市長も含め西宮市側の出席者のほとんどが酒に口をつけた。その後、教育長は「何があっても公務中に飲んではいけない」と午後に休みを取った。ビールをコップ4、5杯飲んだという副市長の1人は午後も