JR福井駅そばで8月、覚醒剤に見せかけた白い粉末入りのポリ袋を警察官の前で落として走り去り、警察に追跡や職務質問をさせて業務を妨げたとして、偽計業務妨害罪に問われた男性被告の初公判が15日、福井簡裁(小川正照裁判官)であった。被告は「覚醒剤撲滅、啓発のためにやった」と述べ、無罪を主張した。 当時の様子を撮影した映像は「覚醒剤いたずらドッキリ」と題して動画サイト「ユーチューブ」に投稿され、100万回以上再生された。 起訴されたのは、福井県越前市の鹿谷(逮捕時の姓は西坂)大治被告(31)。弁護側は、警察官の業務は強制力のある「権力的公務」であり、偽計業務妨害罪でいう業務には当たらないとして無罪を訴えた。 福井簡裁は9月、同罪で罰金40万円の略式命令を出したが、被告は不服として正式裁判を求めていた。(山田健悟)
将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(15)が15日、東京都渋谷区の将棋会館であった第11回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の2次予選に臨み、1回戦で屋敷伸之九段(45)、決勝で松尾歩八段(37)に勝ち、本戦出場を決めた。15歳での本戦出場は史上最年少記録。デビュー以来の通算成績は54勝9敗になった。 藤井四段は「強敵ばかりの2次予選を勝ち抜けたのはとてもうれしい。本戦も一局一局、全力で臨みたい」と話した。 1回戦の相手、屋敷九段は名人挑戦権を争うA級順位戦に所属するトップ棋士。藤井四段は昨年12月のプロデビュー以来、初めてA級棋士から公式戦で白星を挙げた。対局後、藤井四段は「公式戦という舞台でA級の先生に勝てたのはとても自信になりました」と話した。 決勝で対戦した松尾八段は「(藤井四段が)強いことは知っていた。イメージ通り、びしびしと急所に来られた」と対局を振り返った。 朝日杯は持ち時間
長崎県央部の警察署に勤務する20代の男性巡査が、スマホのゲームで約30万円を使って、親に怒られることを恐れ、4日間失踪したとして、県警が本部長訓戒処分にした。県警への取材でわかった。処分は11月24日付。 県警監察課によると、巡査は2月2日、実家にクレジット会社から督促状が届いたとの連絡を受け、夕方に早退。そのまま連絡がつかなくなった。家族が2月4日、巡査が勤務する署に行方不明届を出した。自家用車で移動していた巡査は翌5日午後2時ごろ、山口県下関市でパトロール中の警察官に発見された。 巡査は以前にもスマホゲームに十数万円を使い親に怒られていたといい、「親から追及されると思い逃げた」と話しているという。(田中瞳子)
男女計7人が殺害された北九州連続監禁殺人事件を題材にしたドキュメンタリー番組が、フジテレビ系で15日夜9時から全国放送される。加害者の長男(24)が初めて取材に応じ、肉声で凄惨(せいさん)な事件とその後の人生を語る。関東地区の昼のドキュメンタリー枠で好結果を出し、異例のゴールデンタイム進出を果たした。 制作はフジテレビ。10月15、22日に2週連続で昼に放送された「ザ・ノンフィクション 人殺しの息子と呼ばれて」に、新たな取材を加え、再編集した。 北九州市で1996~2002年に男女9人が監禁され、計7人が死亡した事件。主犯格の死刑囚(56)と実行犯の内縁の妻(55)=無期懲役が確定=の長男は発覚当時、9歳。匿名で顔は映らないが、声はそのままだ。遺体を解体する現場に立ち会った記憶や自身が受けた虐待、中学卒業後の仕事を転々とした暮らし、妻となった女性への思いなどを淡々と語る。母親からの手紙や父
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