「NHKから国民を守る党」(N国)の立花孝志代表は25日、北方領土返還に関して「戦争」に言及した丸山穂高衆院議員(日本維新の会から除名)と国会内で会談し、入党を呼びかけた。丸山氏は支援者らと入党の是非を検討し、週明けに返答する考えを伝えた。 N国は、受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにするスクランブル放送の実現を訴え、参院選で1議席を獲得。立花氏は「1人では何もできないので協力をいただきたい」と要請したという。丸山氏は会談後、「私自身もNHK改革は必要だと思っている」と記者団に語った。 丸山氏については6月に衆院が全会一致で「糾弾決議」を可決したが、丸山氏は議員辞職を否定している。立花氏は丸山氏への入党要請について「いろいろな方の反対やお叱りはある程度あるのかもしれない」としつつ、「やっぱり政治は数だ」と語った。