水道水フッ素化とむし歯予防世界ではこの２０〜３０年の間にむし歯は著しく減少して過去の病気となりつつあります。それは公衆衛生レベルのフッ素の予防の普及が第一の理由にあげられます。WHOやFDI（国際歯科連盟）など国際的な専門機関ではすでに３０年以上前から世界に向けて水道水フッ素化の推進を決めています。ADA(米国歯科医師会）の調べによると、世界ではすでに水道水フッ素化は約６０ヶ国、食塩フッ素化は約３０ヶ国に及んでいるとのことです。そしてその国々では国民に対して水道水フッ素化の正しい情報を政府、歯科医師会など関係機関が提供しているのです。ところで、わが国では政府、歯科医師会など指導的立場の関係機関から正しい情報が提供されていません。そこで水道水フッ素化委員会では多くの国民の理解を求めて、水道水フッ素化、公衆衛生の大切さ及び問題点を情報として提供することにしました。 水道水フッ素化（水道水フッ化物濃度適正化＝フロリデー
