今回は、テスティングフレームワークについて比較したいと思います。 一般的にテストフェーズは、表1のようなフェーズが定義されていますが、Javaフレームワークを使用した場合でも、Railsを使用した場合のテストでも結合テスト以降に差異はありません。したがって、今回は単体テストフェーズを中心に比較を行います。
本連載では今話題のフレームワーク「Ruby on Rails(以下、Rails)」と現在Webアプリケーション開発で主流であるJavaのフレームワーク群を比較していきます。 比較軸については、開発に関する事項(生産性やメンテナンス性など)を中心に解説していきます。第1回の今回はO/Rマッピングを提供するフレームワークについてです。 O/Rマッピングとは、オブジェクトとRDBのテーブルをマッピングすることをいいます。O/Rマッピングフレームワークはオブジェクト指向とRDBの仲介人となることで、アプリケーションの開発生産性を向上させます。 Railsからは同梱の「ActiveRecord」というO/Rマッピングのコンポーネントを取り上げます。対してJavaのO/Rマッピングとしては、もっとも知名度が高いと考えられる「Hibernate」と、Javaの正式仕様として策定された「Java Pers
Javaの世界においてホットな話題といえばスクリプト言語。このなかでもJava言語と近い文法をもつGroovyはJavaデベロッパにとって親しみやすいだろう。このGroovyを使い、Ruby on Rails(以降、RoR)に触発されたフレームワークとしてGrailsが開発された。JavaOneにおいてOracleがサポートを表明するなど、エンタープライズでの利用も進みそうだ。本稿ではGrailsを使って小さなアプリケーションを作ってみる。 Grails 0.2 登場 The Grails teamは14日(米国時間)、Grailsの最新版となるGrails 0.2を公開している。Grailsは、Groovyを使ってRoRとよく似たWebアプリケーションシステムの開発環境を提供するツール。GroovyはJavaで実装され、Javaに近い文法を持つスクリプト言語で、JSR-241として標準化
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