2023-11-21 技術的負債に向き合う Online Conference https://findy.connpass.com/event/297813/
多摩大学大学院が主催で行われたセミナーの模様をお届けします。ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン代表で2023年4月に多摩大学大学院MBA教授に就任予定の荻原直紀氏が登壇し、「チェンジマネジメント」をテーマに講演しました。あらゆる企業や組織は、事業成長とともに規律統制が強くなり、創造性や活力が失われていきます。再び新たな価値や事業を生み出すためには、「チェンジマネジメント」のスキルが必要だと荻原氏は語ります。最終回の本記事では、組織変革のための手順について語られました。 企業変革の半分以上は、最初のフェーズで失敗している 荻原直紀氏(以下、荻原):冒頭で申し上げましたように、チェンジマネジメントは非常に奥の深い世界です。今日すべてをみなさんにお伝えするのはなかなか難しいんですけれども、触りだけでもお伝えしたいと思います。「変化を進める原則と手順」という話をさせていただきたいと思います。 その前
①指示待ちだけで自分で考えて動けない ②自分の思いや指示がなかなか伝わらない。指示通りに動いてくれない ③会議などの場であまり発言しない。やる気が感じられない ④自分で調べればわかることでも質問してくる ⑤トラブルやクレームなど、悪い報告をギリギリになってからしてくる ⑥なにを考えているのかわからない (「はじめに」より) 部下に対して、こんな悩みや不満を抱いている方は少なくないはず。しかし『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』(大平信孝著、かんき出版)の著者によれば、部下は内心でこう思っているのだそうです。 ①自分で仕事を進めても、どうせ「勝手に進めるな」と怒られるから指示を待っている ②指示だけ出してやり方を教えてくれない ③まったく期待されていない、戦力外だと思われている ④質問しないと「なんで聞かないんだ!」と言われる ⑤いつも忙しそうでイライラしているから話しかけづらい ⑥なにを期
最重要 実行に重きを置く やらないで後悔するよりも、やって反省する。 反省は成長を産み生産的だが、後悔は精神の無駄な消費。 時間は有限で貴重な資源だが、たぶん今の段階では行動する前に得るものや結果を予測するのは難しい。 正しい反省の方法とは何か、考え続けること。 「正しく反省するために、何を記録しておくべきか」実行前に明らかにしておくこと。 反省の結果は組織的な何かに落としこむ。組織構造、戦略、静的解析、自動テスト、教育など。意識しないでも巨人の肩に乗れる状況を作ることが、組織の成長につながる。 Done is Better Than Perfect ただし、思考停止の言い訳にしないこと。詰めの甘さを擁護する言葉ではない。詰めの甘さは立場や考え方が違うひと3人くらいに意見を求めればだいたい炙り出せる。 長期的視野を持ちつつ、それに引っ張られない。進展を作ること、現状を少しずつ変えることを意
PDCAサイクルの概念図 PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)とは品質管理など業務管理における継続的な改善方法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(確認)→ Act(改善)の4段階を繰り返して業務を継続的に改善する方法。主に日本で使われている[注 1]。AをActionとする場合もある[1]。 PDCAを提唱したと言われるデミングは、CheckはHold Backという停止を意味することから好ましくないと晩年まで主張していた。PDCAはシューハート・サイクル(Shewhart Cycle)またはデミング・ホイール(Deming Wheel)とは関係がないとも証言をしている。没年には、CheckをStudy(研究)に置き換えたPDSAサイクルとすべきであると主張した[2]。 PDCAは繰り返されていく。 第二次世界大戦後、日本に
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