X-SAMPA(Extended SAM Phonetic Alphabet)、拡張SAM音声記号(かくちょうエスエイエムおんせいきごう)は発音記号のひとつである。SAMPAの変種で、1995年に当時のユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン音声学科長であったJohn Christopher Wellsによって開発された。ほぼすべての国際音声記号の文字記号をASCII文字のみで表すことができる。 特徴: 国際音声記号(IPA)において小文字ラテン文字で表される音価は、X-SAMPAにおいても同じ文字で表す。 X-SAMPAは、新しいシンボルを作成するためにエスケープ文字としてシンボルに続くバックスラッシュを使用する。例えば、O は O\ とは区別される別個の音である。 補助記号はシンボルの後に置く。このときシンボルとの間にアンダースコア"_"を置く。ただし"~"(鼻音化) 、"="(成節用)、