関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働の賛否を市民に問うシール投票が十六日、鎌倉市のJR鎌倉駅前で行われ、八割を超える人が反対票を投じた。 投票は、大学教授や弁護士らでつくる「全国投票の会」(事務局・野田隆三郎岡山大名誉教授)が、賛同する全国の市民有志に呼び掛けて実施。鎌倉では、平和運動などを行っている市民団体の有志約十人が行った。 投票は、再稼働に対して「賛成」「反対」「分からない」の三択でボードにシールを張って意思を示してもらう方式。男性会社員や主婦、高校生のほか、外国人も含めて計四百五十七人が投票。「賛成」十七人、「反対」三百九十三人、「分からない」四十七人で、反対が全体の86%を占めた。