維新の党共同代表の橋下徹氏(大阪市長)は13日、衆院選に向けた民主党との選挙協力について「僕が代表である以上はできない」と改めて否定的な見解を示した。大阪府内で維新と民主は維新の看板公約である大阪都構想などをめぐって対立を深めており、「(協力なんて大阪10区が地元の)辻元清美さんとできない」と強調した。 橋下氏「維新と民主、みんな同じ党を作れば…」 民主の枝野幸男幹事長と、維新の松野頼久代表代行が12日、東京都内で会談し、選挙協力などをめぐり協議。橋下氏ら維新幹部は13日午後、選挙に向けた対応を協議する。 それに先立ち記者団の取材に応じた橋下氏は「民主党も、維新の党も、みんなの党も、同じ思いのメンバーが集まれば100人ぐらいなるんじゃないか。それでひとつの党を作ってしまえばいい」と述べ、野党再編を進めるべきだという従来の姿勢を表明した。