28歳でオリンピック初出場の永山選手は初戦の2回戦は相手の反則負けで勝ち、準々決勝で去年の世界選手権の金メダリストでスペインのフランシスコ・ガルリゴス選手と対戦しました。永山選手は開始2分過ぎから長く寝技をかけられても耐え審判が「待て」をかけましたがガルリゴス選手がすぐには寝技の体勢を解かず、審判は2人が離れた後、永山選手の様子を見て絞め技によるガルリゴス選手の一本勝ちを宣告しました。永山選手は納得がいかない表情でしばらく畳を降りず、日本は「待て」がかかったあとにも相手が絞め技を続けたとして抗議しましたが判定は変わりませんでした。 永山選手は敗者復活戦で東京大会の銀メダリストで世界ランキング1位の台湾の楊 勇緯選手から延長戦に入る寸前に大外落としで技ありを奪って優勢勝ちしました。 3位決定戦は、トルコのサリー・イルディス選手と対戦し、開始48秒で大腰で技ありを奪ってペースをつかむと、3分す