数年前は海外のメーカーと合弁、提携を行うなど、中国の家電、端末専門メーカーにはかなりの勢いがあった。しかし最近は中国国内でもNokiaやSamsung電子など、全世界で展開する海外メーカーにシェアの大半を奪われるなど、すっかり元気をなくしている。 対して、端末のみならず、インフラやサービスまでを手がけるHuaweiやZTEといった総合通信メーカーの躍進が著しい。同社らは3Gの開発にも早期から着手し、中国国内だけではなく海外にも積極的に進出ている。今や各国の通信事業者にMade in Chinaの3G端末がOEM供給されているほどだ。このほかOEMに徹した輸出メーカーも着実に力を付けてきていることが伺え、中国メーカーの3G端末が今後世界中の市場でシェアを拡大しそうな勢いをひしひしと感じた。 音声端末からデータ通信端末まで、豊富なラインアップのHuawei Huawei(華為、ファーウェイ)は
中国で「P&T/Expo Comm China 2008」開幕──再編後の中国3大通信事業者、その動向は:P&T/Expo Comm China 2008(1/3 ページ) 中国・北京の中国国際展覧中心新館で2008年10月21日から25日まで、中国最大の通信事業関連の展示会「P&T/Expo Comm China 2008(2008年中国国際信息通信展覧会)」が開催されている。 中国は、2008年5月に発表された中国政府による通信事業の再編に関する通告により、これまで固定系、移動体系と業態別に分かれていた6つの通信事業者が、固定/移動体/インターネットサービスをまとめて提供する3社(チャイナモバイル、チャイナユニコム、チャイナテレコム)に再編される。再編は中国移動(移動体)による中国鉄通(固定系)の買収を皮切りに、中国聯通(移動系)のGSMサービスと中国網通(固定系)の合併、中国電信(固
これから本格普及の中国3G、日本の携帯技術にも関心集まる──ドコモ、シャープが「より便利」「高画質」をアピール:P&T/Expo Comm China 2008(1/2 ページ) NTTドコモブースは「生活サポートケータイ」「最新サービス/最新ケータイ」の2つを軸にしたコーナーで展開。終始、来場者で賑わいを見せていた。 生活サポートケータイコーナーは、おサイフケータイを利用したコンビニでの簡易決済や、鉄道改札用途、電子キーといったシーンを主に紹介。中国でも非接触型ICカードは地下鉄など交通機関での普及が少しずつ進み、NFC端末によるサービスも広東省などごく一部の地域で始まっている。そのため、すでにユーザーが日常的に利用するほど普及が進んでいる日本の状況が注目された。例えば、電子マネーとしての金額追加はどのように行うのか、事業者は決済にどのように関わり収益を得るのか、端末紛失時の対応はどうす
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