(※注)()は1か月の時間外労働が60時間を超えた場合の60時間を超える時間についての割増率。この割増率が適用されるのは当面は大企業のみとなります。 割増賃金の計算方法は? 割増賃金の額 = 『1時間当たりの賃金額』 × 『時間外労働・休日労働・深夜労働の時間数』 × 『それぞれの割増率』 割増賃金の額は基本的には賃金を時間給に換算してから求めます。通勤手当や住宅手当は計算に含めないで、時間給を求めます。 最後に 最近は、「ブラックバイト」などという言葉も出現してきました。「サービス残業」、「賃金未払い」や「違法残業」などで労働基準監督署へ労働者が駆け込むケースも少なくありません。そのようなことになると、経営にも大きな負担となります。 労働者の働いた時間・日数に対してキチンと賃金を支払うことで、経営側としては優秀な人材を確保することができ、働く側もやる気が高まるのではないかと思います。 本