窓の杜で既報だが、デジタル署名が付されていない拡張機能をインストール可能にする設定(xpinstall.signatures.required)は、Firefox 45まで維持され、2016年4月19日リリース予定のFirefox 46で削除されることが、Add-on Signing Update | Mozilla Add-ons Blog(和訳)において公式に発表された。Firefox 43の初期設定で未署名の拡張機能は無効化されるようになっており、そうした拡張機能を有効化する設定もFirefox 44で削除されることになっていたが、Firefox 42から延期されていた措置が、再延期された格好だ。 Firefox 44 Beta版において上記設定が削除されないこととなった2015年12月下旬の時点で、再延期はほぼ決まっていたとみてよいだろう。もっとも、どこまで延期するかは議論があった