平成27年度末をもちまして「情報・理数点訳ネットワーク」の活動を終了しました。なお、当ホームページは引続きご利用いただけます。 視覚障害者の大学進学が一般化する中、そのための学習資料の整備が重要な課題となっています。なかでも、情報・理数分野の点字図書の製作は急務です。例えば、障害補償や学業に欠かせない情報技術を学ぶための点字図書もまだ乏しい状況にあるからです。点字教材の製作は主に点訳ボランティアに委ねられています。ところが、理工系図書の点訳技術は十分に行き渡っていません。それが現況の一因ともいえます。 平成18年度からの文部科学省特別予算で視覚障害者用教材の充実に取り組んでいる筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター障害者支援研究部では、その一環として、「筑波技術大学 情報・理数点訳ネットワーク」を開設しました。これは、情報・理数関係の点訳ができるボランティアグループのネットワークを作り