あらすじ 1956年、東ドイツ。ハンガリーで起きた民衆蜂起「ハンガリー動乱」を西側の情報で知った進学クラスの高校生たちは、犠牲となった民衆のために2分間の黙祷を行う。しかし、そのほんの思いつきに過ぎなかった行為を、大人たちは深刻にとらえ「社会主義国家への反逆」と問題視するのだった。その動きは学内にとどまらず、ついに当局が調査に乗り出してしまう。「黙祷の首謀者」を割り出すため、進学や家族を人質にとり、友情に揺さぶりをかける権力者たち。その非情さを目の当たりにした若者たちはそれぞれに葛藤する。大人の言いなりに友を裏切り、安定した将来を選ぶのか?信念を貫き自分の意思で歩む人生を選ぶのか?彼らが導き出したそれぞれの答えとは… あらすじ 権力を振りかざす大人VS意思を貫く若者たち 1956年の東ドイツと「ハンガリー動乱」 「希望に向かう列車」ではない 「自分で考えること」=「生きる」ということ 作品