チームラボ代表の猪子寿之氏が、大学生に対して「デジタル社会の未来と生き方」をテーマに行なった講演。チームラボが今まで携わった作品を紹介しつつ、デジタル化がもたらした人間とアートの関係性の変化について言及しました。(早稲田祭2014より) 「秩序がなくともピースは成り立つ」 猪子寿之氏:こんにちは、はじめまして。チームラボの猪子といいます。チームラボという会社を2001年くらいからやっていて、いま300人くらいが働いています。 どういうものを作っているかというと、デジタルアートを作ったり、空間を作ったり、Webを作ったりしています。わかりやすいように、いくつか作っているアート作品をお見せしたいと思います。 これは、「シンガポール・ビエンナーレ2013」で2013年の10月から2014年の2月まで展示していた作品です。等身大のホログラムみたいなもので、ホログラムが彫刻群のようにいっぱい無数に空