※ その他としては、ネオン(Ne)、 ヘリウム(He)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、メタン(CH4)など。 実際の空気は上の表に加え、水蒸気を0.1%~0.2%、多いときには2%程度含んでいる。ふつうは水上をのぞいた乾燥大気で考える。窒素、酸素、アルゴンの3種類だけで99.9%になる。 大気の上空ではこの組成は少し変わる。一般的には高いところでは軽い元素の割合が多くなる。また、オゾン(O3)、原子酸素(O)、原子窒素(N)などは、濃度が高くなっている高さがある。また二酸化炭素(CO2)の濃度は年々高くなっている。この件についてはこちらを参照。 大気の密度は高さとともに小さくなって宇宙空間につながっているので、ここが大気の上限という明瞭な境界面はない。 2.大気の構造 地球の大気の温度は高さと共に変化している。そこで、高さとともにどのように気温が変化しているかで、4つの層に分けられ