落札された米アーティスト、ビープルのデジタルコラージュ作品。クリスティーズ提供(2021年3月10日提供)。(c)AFP PHOTO /CHRISTIE'S AUCTION HOUSE/HANDOUT 【3月12日 AFP】米国人アーティストのビープル(Beeple)が制作したデジタルコラージュ作品が競売にかけられ、11日、6930万ドル(約75億円)で落札された。競売大手クリスティーズ(Christie's)が発表した。デジタルアートが、高い利益を生む新たな創作分野として急速に確立しつつあることが示された。 落札されたのは、「Everydays: The First 5,000 Days(毎日 最初の5000日間)」と題された作品。落札額は、非代替性トークン(NFT)作品の競売で史上最高額となった。NFTとは、ブロックチェーン技術を用い、デジタル作品を唯一無二の所有可能な資産に作り替えた