パナソニック、三洋のエコ電池技術狙う 株安「買い時」(1/3ページ)2008年11月1日23時43分印刷ソーシャルブックマーク 年末商戦の家電量販店には大画面の薄型テレビが並ぶ。競争激化でパネルメーカーは、パナソニックとシャープに集約されつつある=1日午後、東京・秋葉原のヨドバシカメラマルチメディアAkiba、林敏行撮影 パナソニックが三洋電機の買収に乗り出す。世界トップレベルの太陽電池や充電池を取り込んで成長が見込める環境分野をてこ入れする狙い。実現すれば国内最大の電機メーカーが誕生する。世界的な景気後退のなか、電機業界の先行きは厳しい。強みをさらに伸ばす「選択と集中」や「再編」は加速しそうだ。 ◇ パナソニックの狙いは、三洋電機が持つ太陽電池と、繰り返し使えるリチウムイオン電池だ。電機各社にとって成長が見込める環境分野の製品を増やすことは緊急課題だ。 太陽電池は、資源高を受けて需要が