薫ラバーさんが、この36年間、ためにためた思いをぶつけるのです。 ただし、どんなに興奮しても、「両親を責めることが目標」ではなく、「とことん、自分の気持ちを吐き出して、新しい関係を作ることが目標」なのだということは忘れないで下さい。 母親が元気なら、やがて逆ギレして、「なんで、そんな昔のことを文句言われなきゃいけないんだ。お前はおかしい」とか「アニメオタクは気持ち悪い。捨てて当然」とか言うかもしれません(というか、そういう母親の本音が出た方が健全な話し合いだと思います)。 どんなに興奮しても、話し合いは続けて下さい。怒って終わったり、決裂したり、飛び出したりしないように。あんまり興奮して話せなくなったら、しばらく時間をおいてもう一度話し合います。 『トーチソング・トリロジー』という映画は見たことがありますか? 1988年の映画ですが、自分がゲイであることをなんとか母親に受け入れてもらおうと
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