鷹野 「ちょっと格好良い言い方をしてしまうと、インディーズ作家のための旗なのかなと思っています。 無名の創作者でも出版ができるようになった。僕自身もやってきて痛感したのですが、作品を生み出し、配信に適したフォーマットにして、プラットフォームに登録するところまでは可能です。 でもその後の段階――作品を知ってもらい、それを読んでもらい、感想を寄せてもらうというのはまだまだ高いハードルがあります。 そこで、群雛という旗のもとに集まってもらうことで、1+1を2に、あるいはそれ以上にしていけるのではないか、という試みなんです」 ―― たしかに、ソーシャルメディアを通じてのプロモーションは1人よりも、群雛の公式アカウントや、参加する作家、それぞれの知人友人や読者が言及するほうが、効果は高まりますね。 鷹野 「群雛という名前にも込められているのですが、雛が一羽ではちっぽけな存在ですが、集まるとすごい存在
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