テレビの地上デジタル放送への移行は「うまく離陸できている」――。 2011年に迫ったテレビの完全デジタル移行について、総務省 情報通信政策局 地上放送課長の安藤英作氏は3月12日にJEITA(電子情報技術産業協会)が主催したセミナーの席で、順調に推移しているとの見解を示した。 テレビの地上デジタル放送への完全移行は、現在のところ2011年7月24日と設定されている。安藤氏の報告によれば、2006年12月1日現在で地上デジタル放送が直接受信できる世帯の数は全都道府県の約3950万世帯まで拡大されており、これは日本全国の世帯数(約5110万世帯)の80%以上にのぼる。 ケーブルテレビを経由して視聴可能な世帯も約1520万世帯にまで増加しているほか、アナログ周波数変更も全国648の地域ですでに実行されており(この変更によって約468万世帯が地上デジタル放送の視聴が可能となった)、2011年には5
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