フジ経営陣は、あの会見で誰に謝罪したのか 「こんな会社の社員で情けないと思った」 「社員のことを何も考えてくれていない気がした」 「幹部は自分の保身しかないよね」 「4月に入って来る新入社員がかわいそう」 以上は、27日のフジテレビの記者会見後に、私がフジの社員や元社員に取材をした際に出た感想である。 10時間以上に及ぶ、フジとフジ・メディアHDの取締役による「やり直し会見」は「準備不足」と「保身」、スポンサーや外資ファンド、総務省への「アピール」ばかりが目立ち、「何の成果もなかった」と酷評されている。 私はこのプレジデントオンラインの前稿において、同会見を「公共電波の私物化」と非難したが、あえて評価できる点を挙げるとすれば、以下の3つである。 1.「10時間超もの会見をよくやったな」という「呆れ」にも似た登壇者への評価 2.「のらりくらり」会見でも少しずつ事実を明らかにしていった記者たち
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