今年に入ってしばらくしてから、コロナ禍コロナ禍コロナ禍……という雰囲気が少しだけ緩んできたので、(もちろん三密に気を付けながらだけど)お会いしたい方に「ごはんかお茶に行きませんか?」というお誘いをするようになった。 ここだけ見ればごく普通のエピソードである。しかしtoyaという人物を長く知る人にとっては違和感があるのではないだろうか。自分で言うのもなんだけど。 以前の私は「自分から声をかけて、嫌がられたらどうしよう」「自分が誘うことで相手が困惑していたらどうしよう」などと考えるくせがあった。それがどうだ。自分から誘う日が来るとは思ってもみなかったよ。年齢を重ねてそれなりにうまく立ち回れるようになったという要因もあるけれど、自分でこんなエピソードを書けるように変化できるなんて思いもしなかった。 それはうっとうしく面倒な新型コロナウイルスのおかげ……といいたくないけど、要因としては本当に大きく