2010年6月23日 どんなに手ひどくこき下ろすものであれ、筋の通らないものであれ、作品の内容を参照して具体的に批判しているものは、それは批評なのだ。いやこう言ったら批評で飯食ってる人は怒るかな? まあ少なくとも感想ではあるのだ。例えば俺はかんなぎ騒動における処女厨のありかたを、好き嫌いは置いといて、違法行為にならない範囲では徹底的に擁護していたのを覚えている人もいると思う。 批評の際に作者に批判(あるいは賞賛)の矛先が向くことも、少なくともそれが「作品の作り手としての作者」を参照している限りにおいては批評・感想であり、引き受けるべきだろう(明らかに創作と関係ないプライバシーを叩くのは批評とは言えないかもしれないが)。 彼らは、少なくとも作品内容をきちんと参照して、どこがどう気に入らないかをしっかり書いている。中には、なぜ処女じゃないとダメなのかを論じている人もいる。正しいかどうかは別とし