(CNN) ノルウェーで22日に大規模な爆発とその直後に起きた銃乱射事件で、死者数が少なくとも80人に達した。現地警察が伝えた。死者数は今後も増える可能性があるという。 22日午後、首都オスロ中心部で大規模な爆発事件が発生、その直後に銃乱射事件が起きた。当初少なくとも7人が死亡、90人が病院に搬送されたと伝えられていた。爆発でストルテンベルグ首相の執務室が入る政府庁舎など、多くの建物が破損したが、当時、首相は執務室にはおらず無事だった。 警察はこの2つの事件には明確な関連性があるとしている。 1回目の爆発事件後にオスロ郊外のウートオイヤ島で男が銃を乱射。10人が死亡したと伝えられている。当時、同島では与党労働党の若手党員の集会が行われており、約700人が出席していた。集会の参加者によると、男は本土と島を結ぶ連絡船に乗ってやってきて、参加者に安全検査を行うと告げ、その数分後に銃を乱射し始めた